2008年1月31日木曜日

Thunderbird No.014(Firefoxとの関連付け)

メーラーはThunderbirdを標準設定にしましたが、WebブラウザはInternet Explorerのままにしてあります。ただし、常用しているのはFirefoxという変な使い方をしています。

それなら、Firefoxを標準ブラウザとして設定すればいいんじゃないの?と思われるでしょうが、標準はInternet Explorerのほうが何かと都合がいいのです。Webコンテンツは、まずはIE用につくられえいますから、困ったときはURLを直接実行することで、Internet Explorerが起動してくれるほうがありがたいというわけです。

ただし、このままだとThunderbirdでメールのURLをクリックすると、Internet Explorerが起動してしまいます。やっぱり軽さなどからFirefoxのほうを起動してほしいと思いますが、Thunderbirdはそうしてくれませんし、そういった設定は表に出ていません。

何かいいアドインはないかと探していたら、以下のものがありました。

URL Link :: Thunderbird Add-ons

と思って導入したら、ただ単にURLっぽくてURLでないものをクリックするためのツールで、ブラウザの選択はできませんでした。

更に探してみると、Launchyというものがありました。使い方が難しいようですが、こっちのほうが使えそうです。

Thunderbird No.013(誤って送信を防ぐ)

ここまでのアドオン導入で、なんとかメーラーとして充実してきたかなと思いますが、重大な欠点を発見してしまいました。(というより気づいてしまったということでしょうか・・・)

それは、送信をクリックすると、そのまま送信されてしまうということです。ほとんどのメーラーには、送信時の確認機能が装備されています。が、Thunderbirdはそれがありません。

スペルチェックの機能をONにしておくことで、送信を一旦止めることができますが、誰に送るのかチェックはできませんし、機能としては不足していると思います。

そこで、役立つアドオンがあります。

Check and Send :: Thunderbird Add-ons
Confirm-Address :: Thunderbird Add-ons

どちらも送信動作を停止し、アドレス等を表示して、送信するかどうかを問い合わせる機能をもっています。名前のままですが、Confirm-Addressはアドレスチェックが中心で、自分のドメインかどうかをチェックできたりとアドレスのチェック機能は充実していると思います。Check and Sendは名前は単純ですが、単に「確認して送る」というものではなく、チェック方法を細かく設定できます。

とりあえずですが、Check and Sendを使っています。

余談ですが、Thunderbirdには、色々なショートカットキーが装備されているのですが、Firefoxと同じで、日本語入力モードになっているとショートカットが聞いてくれません。これは、Firefox共々修正してもらいたいですね。

2008年1月27日日曜日

Thunderbird No.012(Contacts Sidebar)

いろいろなところで紹介されていますが、Contacts Sidebarも結構使えます。

アドレスを左下ペインに表示してくれるアドオンです。わざわざアドレス帳を表示しなくてもいいので、軽快にアドレス検索ができます。私自身、あまり使わないのですが、たまにアドレス検索等をする場合に便利です。Outlook Explressを使っていた人にとっては馴染みのあるインタフェースになっていいのではないでしょうか。

ただし、先に書いた通り、Thunderbirdのアドレス帳機能には階層構造の問題があり、アドレス管理自体がやりにくいので、そこを改善しないと折角の機能も活用はしづらいと思います。

Contacts Sidebar :: Thunderbird Add-ons

2008年1月23日水曜日

Thunderbird No.011(Display Mail User Agent Extension)

これは機能的に必須というわけではありませんが、何となく面白く、少しだけ役に立つようなものです。X-Mailerが結構気になるのですが、それを視覚的に表現してくれる機能があります。

Display Mail User Agent Extension :: Thunderbird Add-ons

特に設定もなく、入れるだけで使えます。

2008年1月21日月曜日

Thunderbird No.010(タスクトレイ格納)

Thunderbirdを使って、まず絶句してしまった機能が、「タスクトレイに格納されない」ことです。

メーラーとは、常に起動しておくもので、となると当然、タスクトレイに格納されていて欲しいわけですが、それがされていません。オプション設定などを見渡しても、それを実現する設定は見当たりません。

しかし、やはり譲れない機能です。そこで、MinimizeToTrayを導入します。これで、目的は達成できるのですが、設定は少々難解です。アドオンの設定で、以下のような画面が出てくるのですが、意味が分かりにくいのです。



‘常にトレイに最小化します’と‘トレイに最小化します’の差が何か非常に分かりにくいです。‘トレイからダブルクリックで戻します’は、読んでそのままなので、迷うことはないのですが、最小化する機能については、この表現では理解しにくいです。

‘常にトレイに最小化します’は、最小化した時に常にタスクトレイに格納するという意味で、‘トレイに最小化します’は、[X]ボタンや、[Alt+F4]などの操作でも、最小化するようになります。

私は、すべてチェックしてある状態で使っています。

また、Minimize To Tray Enhancerというアドオンがあり、これを使うと起動時から最小化しておくことも可能になります。セットで使うと効果的です。

MinimizeToTray :: Thunderbird Add-ons
Minimize To Tray Enhancer :: Thunderbird Add-ons

2008年1月20日日曜日

Thunderbird No.009(テンプレート機能)

これまで使ってきたメーラーは、テンプレート機能が充実していました。あらかじめタグを使って、時間、名前などをテンプレートとして登録しておき、返信時、送信時などに選択できました。

Thunderbirdにも、テンプレート機能があることにはありますが、定型的な作成途中のメールを作成しておき、新規送信時にそれを使うという方式のようです。タグなどは埋め込めそうにないですし、返信、転送の時に選択できそうにもありません。

このあたりは、非常に重要な機能で、メールの送受信操作をかなり軽減してくれているのですが、機能がないとなると、かなり厳しいことは否めません。

いろいろ試しましたが、送信、転送、返信などの操作時にテンプレートを選択することは簡単にはできないようです。ここでもやはり、拡張機能を使うことになりますねぇ。

ここで使うのは、Quicktextです。タグを使ったメールデータの取り込みや、豊富なカテゴライズ設定など、いわゆる定型文書を作成する機能は揃っています。ただし、送信、転送、新規作成のタイミングで、それらの機能ボタンを押した時にテキストが挿入されるわけではなく、「テキストを挿入する」という操作をする必要があります。(ここで一手間要ることが少々面倒です。)

とりあえず、Quicktextでしのごうと思いますが、ここは改善の余地ありです。

Thunderbird No.008(Signature Switch)

署名機能で紹介したSignature Switchですが、やはり、Signature Editorより優れものだと思います。

まずは、ダウンロードしてアドオンとして組み込んで使うことは簡単です。ただ、何点か調整が必要な部分もあります。

  • 標準のエンコーディングがUTF-8
  • 署名挿入位置に‘--’が付加される
以上が調整が必要な部分です。

‘--’が付加される問題は、Thunderbirdの署名挿入の仕様で、Thunderbirdの署名機能を使っている以上避けられない問題です。これは、‘--’が挿入されることを前提に署名ファイルを作成することで対処すべきでしょう。

標準のエンコーディングがUTF-8である問題は、Signature Switchのエンコーディングの設定と、署名ファイルの文字コード系を一致させることで解消できます。

Windowsで適当に署名ファイルを作成すると、一般的なエディタだとShift-JISで作成されますが、設定はUTF-8なので、文字化けが発生してしまいます。私も、まんまとこれに引っ掛かってしまいました。

私の場合は、署名ファイルをUTF-8で作成し問題を解決しましたが、署名ファイルをShift-JISで作成した場合、Signature Switchのエンコーディングの設定を‘Shift_JIS’に変更することでも対応できます。

とにかく、Signature Switchは優れものなので、とりあえず組み込みたいアドオンです。

2008年1月19日土曜日

Firefox/Thunderbird Add-ons ユーザ登録

Firefox/Thunderbirdのアドオンをダウンロードできる公式サイトがhttps://addons.mozilla.org/ja/にありますが、一部アドオンがダウンロードできないものがあります。

ただし、それらは、ユーザ登録することでダウンロードできるようになります。ユーザ登録は、以下の場所で可能です。

ユーザ登録 :: Firefox Add-ons
ユーザ登録 :: Thunderbird Add-ons

それぞれ、別の登録のように思えますが、片方で登録すると、どちらも有効になります。

Thunderbird No.007(プレーンテキスト送信)

意外にわかりにくい設定が、プレーンテキストの送信設定です。基本的にOutlook Express以外で、HTMLメールが標準になっているメーラーは、あまり記憶にありません。が、ThunderbirdはHTMLメールが標準です。

それで、肝心のプレーンテキストを標準とする設定ですが、以下の通りです。

  1. [ツール]-[アカウント設定]で、[アカウント設定]画面を表示します。
  2. 左ペインで、[編集とアドレス]をクリックし、[編集]領域の‘HTML形式でメッセージを編集する’のチェックを外します。
以上です。Thunderbirdは、今一つメニュー体系が統一されていないように思います。まぁ、慣れれば問題ないのでしょうけど。

2008年1月14日月曜日

Thunderbird No.006(表示名の除去)

色々なところ問題しされていることとして、送信するメールで、送信先として設定したアドレスに、アドレス帳に登録してある表示名が勝手に補完されてしまうという問題があります。

Thunderbirdの場合、アドレス帳の自動増殖機能みたいな機能がついており、送信した際等に相手から送られてきたメールの情報などを使い、勝手にアドレスを登録していってくれます。

その場合、(当たり前ですが)送信元からは、自身を敬称無しで設定したアドレスで送られてきますので、それがアドレス帳に登録され、送信時に勝手に設定されてしまい、いわゆる呼び捨ての失礼な日本語が付加されてしまうといったことになります。

そこで、Address Cleanerという拡張機能が役に立ちます。ただし、どうもオリジナルは公開されていないようで、AddressCleaner 0.1.3+にあるものをダウンロードして使用しています。

そのまま使うと、メール作成時に、本文欄で、その都度、コンテキストメニューで、[アドレスからコメントを除去]を選択しなければなりません。これは非常に面倒で、除去しわすれなんてことも有り得ます。

そこで、アドレスからコメント除去する機能の自動化を設定しておきます。方法は以下の通りです。

  1. [ツール]-[オプション]を選択します。
  2. [オプション]画面-[詳細]タブで、[設定エディタ]をクリックします。
  3. 設定値‘extensions.addresscleaner.auto_clean’の値を、‘ture’にします。
これで、自動で表示名が削除されるようになります。

※小野和俊さんの記事を参考にさせてもらいました。
Thunderbird の唯一にして最大の悩みである「アドレス自動補完問題」を解決する方法

ここにも書かれていますが、メーラーを乗り換える上で、最低限必要な機能だと思います。

Thunderbird No.005(署名機能)

結局のところ、署名機能については、Signature Switchが最も適していると思います。

名前はSignature Switchということで、切替機能だけかと思ってしまいますが、実際は、編集機能も充実しています。確かにSignature Switchには編集機能を装備していないのですが、編集エディタを指定して編集させることもできますし、作成したファイルを指定した文字コードでペーストすることもできるようです。

また、肝心の切替機能としては、メールアドレス等で署名を切替えるなど、かなり凝ったことができます。

署名ファイルは、標準機能の同じで、どこかに配置しておき、それを選択する方式なのですが、設置したパスにブランクが含まれいていると、Signature Switchの編集機能で編集することができません。例えばマイドキュメントやデスクトップに置いておくとパスにブランクが含まれるので、うまく機能してくれません。(その内修正されるかもしれませんが。)

署名機能としては、Signature Switchが一番のおすすめです。

Thunderbird No.004(Everyday/Signature Editor)

Rulerrrrrをインストールした際に、一緒にインストールされたEverydayとSignature Editorですが、それぞれ、そこそこ使えます。

Thunderbird 用拡張機能

まず、Everydayですが、メールの送受信日時で、必ず日付を表示してくれるようにするものです。Thunderbirdは、標準で当日は、時刻のみの表示となっていますので、それが気に入らない場合はインストールすることで解消されます。

次にSignature Editorですが、文字通り署名編集機能です。Thunderbirdでは、適当な署名ファイルを指定するだけの機能がありますが、編集機能はありません。これについても、署名ファイルを予め編集しておき、それを指定することは標準でも可能なので、あえて必要な機能とは言えないと思います。

どちらかといえば、複数の署名ファイルを用意しておき、選択してペーストできる機能があったほうがいいと思います。

標準機能で署名の切替を対応する場合、[アカウント設定]-[差出人情報を管理]を設定すると、複数の差出人情報を設定し、それぞれに署名ファイルを設定することができます。また、拡張機能で対応するのであれば、Signature Switchが便利だと思います。

Thunderbird 用拡張機能は、利用規約に「ユーザは、非営利かつ個人的な目的に限り、本製品を対応製品にインストールし、無償でご利用いただくことができます。」と書いてあり、企業内で使う場合は注意が必要です。(普通に読めばNGですね。)

2008年1月13日日曜日

Thunderbird No.003(ルーラー表示)

Thunderbirdで、まず困るのが送信時にルーラーが表示されない(できない)ことです。桁をそろえたりすることは、マナーの面でも非常に重要で、ルーラーがないと困ってしまいます。

そこで、Thunderbird 用拡張機能にあるRulerrrrrが役に立ちます。

これは、名前そのままに、ルーラーを表示してくれます。また、この拡張は、Rulerrrrrと同時に、Everyday、Signature Editorという拡張機能を導入してくれます。どちらも便利なものなので、そのまま入れておいて使えばいいと思います。

肝心のRulerrrrrの機能ですが、拡張機能通りルーラーを表示してくれます。ただし、プロポーショナルフォント使用時は、目盛通りの位置にカーソルがきてくれません。本来のルーラーの機能からすると致し方なしでしょうか。

Everyday、Signature Editorについては、また後で評価してみたいと思います。

Thunderbird No.002(インストールしただけでは・・・)

さて、Thunderbirdですが、ただインストールしただけでは、かなり機能不足です。Firefoxが標準でもそこそこ使えていたことを考えると前途多難です。

やはり、拡張機能(Add-ons)で機能強化していくことが必要なのですが、相当強化しないといけないようです。

ざっと見た感じでは、以下の機能が不足していると思います。

  • 送信画面の本文に、ルーラーがない。
  • アドレス帳の階層化ができない。フォルダ1階層のみ。
  • 送信したメールのアドレスに表示名が付加される。
    (雷鳥 太郎 という風になる。アドレスだけになって欲しい。)
  • タスクトレイに格納されない。
  • 署名機能がない(使いにくい)。
  • テンプレート機能が使いにくい。変数などで高度な設定ができるのか。
  • 返信時などのテンプレート指定ができるのか。
まずは、これらの問題を解決していきます。

Thunderbird No.001(メーラーをThunderbirdへ)

メーラーをThunderbirdへ切替えました。といっても最近は各プロバイダーとも、メールボックスの容量が大きくなって数GBありますから、頻繁にメーラーを使うことはなくなり、Webメーラーで済ましています。Gmailなんかは、読むには十分な機能があります。ただ、Webメーラーでのウィークポイントもあります。

それは、送信機能です。特にアドレス帳との連携など、PC上でのアプリだからこそ対応できるような機能で、レスポンスを要求されるものは、Webメーラーは不得意です。Gmailも例外ではなく、送信機能には大いに不満があります。

これまで、Winbiffを使っていましたが、検索速度の遅さが致命傷となり、何かに乗り換えることにしました。

どれがいいのか分かりません。が、とりあえずフリーのものを・・・Outlook Expressはメジャー過ぎて攻撃が怖いし、Becky!は有償だし、問題は使い込んだ時の検索スピードを重視したいというところ・・・

というこで、というわけでもないのですが、とりあえずThunderbirdに乗換えてみます。

Mozilla Japan - Thunderbird

2008年1月12日土曜日

Firefox/Thunderbird Add-onsのカスタマイズ

FirefoxやThunderbirdの拡張機能(アドオン)の中には設定が間違っていてインストールできないものがあります。そういった場合は、だいたいinstall.rdfという拡張機能ファイル(xpi)に含まれているファイルに問題があります。

そこで、xpiファイルから、install.rdfを取り出して編集する必要があり、以下の方法で対処することで、編集可能になります。

  1. 拡張機能ファイル*.xpiを*.zipに変更します。
  2. *.zipを解凍すると、install.rdfが展開されます。
  3. install.rdfを編集します。
  4. 解凍されたファイル群を*.zipとして圧縮します。
  5. *.zipを*.xpiに変更します。

install.rdfの編集内容は割愛しますが、この方法で、install.rdfを編集し、インストールできなかった拡張機能をインストールすることができるようになります。