2009年9月22日火曜日

find コマンドで該当するファイルを削除する

find コマンドで該当するファイルを削除する方法です。別に削除でなくてもいいんですけど、使いたい目的は削除が多いのかなと思います。他にもパーミッション(permission)の変更にも使えたりします。

使い方の例としては以下の通りです。

find . -name *.sh | xargs ls -l
find . -name *.sh | xargs rm -f
*.sh というファイルを検索し、それを rm コマンドで削除するというコマンドです。(実行するととんでもないことになるようなものなので、試行には十分注意して下さい。)まずは、ls コマンドで対象ファイルを表示してみて、rm コマンドで削除するほうがいいでしょう。

以下の通り、同様のことができます。
  1. 実行権のあるファイルの実行権を落とす
    find . -perm -ugo=x -type f | xargs ls -l
    find . -perm -ugo=x -type f | xargs chmod ugo-x
    permission が +g+x だけだとディレクトリも対象となってしまい、意図と違うので、-type f を付加します。
  2. group にあるパーミッションを other にも付加する
    find . -perm -g=r -type f | xargs ls -l
    find . -perm -g=r -type f | xargs chmod o+r
色々応用できると思います。

2009年6月5日金曜日

CygwinでX11を使用する

Cygwin で X11 を使用する方法ですが、Cygwin Bash Shell を起動して、startx コマンドを実行すると xterm が起動します。xterm を終了すると x 終了してしまうので要注意です。タスクトレイに X というアイコンが現われていますが、これが X が起動していることを示しています。

xterm を起動したままで、Cygwin-X メニューのプログラムを起動すると、それぞれのプログラムが使えます。emacs や xedit などもそれなりに動きます。

また、startxwin_wmaker.sh を実行すると Window Maker で起動します。

2009年5月3日日曜日

Windows Update のテンポラリファイルを削除

Windows Update をするとテンポラリファイル(いわゆるゴミ)が残ります。最近は HDD の容量も増えて、気にするほどではないのですが、削除することもできます。できれば、テンポラリファイルのクリーンアップ機能をつけてほしいです。


テンポラリファイルの削除は、以下のディレクトリ配下を削除するだけです。
C:\WINDOWS\SoftwareDistribution\Download

2009年4月23日木曜日

awk No.005(変数で条件指定)

awk は、awk の中で変数を持っていますので、シェル変数の持ち込み方(使い方)に工夫が必要です。-v オプションで -v VAR=${VAR} とする方法とは別に、条件指定(/ で括った場合)でもひと癖あります。

$ VAR1="abc"
$ awk '/$VAR1/ {print}' a.dat
上記のようにすると、$VAR1 という文字列を検索して、変数 VAR1 の内容"abc"で検索をしてくれません。そこで、以下のように記述することで、変数 VAR1 の内容"abc"で検索してくれます。
$ VAR1="abc"
$ awk '/'$VAR1'/ {print}' a.dat
シングルクォートで囲ってあげることで、シェル変数として認識してくれます。

2009年4月7日火曜日

sed でコマンド実行結果を使う

sed でコマンド実行結果を指定する方法です。

sed s/abc/def/g a.txt といった指定をしますが、abc や def にコマンド実行結果を指定する場合、以下のようにします。

sed s/`hostname`/`hostname -f`/g a.txt
これで、hostname コマンドの実行結果(例えば host01)を hostname -f の実行結果(例えば host01.hogehoge.local)に変換してくれます。

`command`という文字列として扱いたい(コマンドとして実行しない)場合は、s から g を、シングルクォート( ' )で囲み、コマンドのバッククォート( ` )の前にバックスラッシュ( \ )を挿入します。
sed 's/abc/\`command\`/g' a.txt

2009年3月29日日曜日

シェルスクリプトの本

シェルスクリプトに関する書籍は沢山出ています。情報としては当たり前のものから、「オォッ!」と思える Tips も載っていたりします。正直、完璧なリファレンスはないですので、何冊か揃えておくのが無難です。まあ、2冊か 3冊くらいでしょうか。

tr、sed、awk 等の使い方は詳しくは載っていないものが多いです。サンプルスクリプトが掲載されていて、その例通りに使うということが多いです。

それよりも特殊変数の使い方や sh コマンドと . コマンドの違い等、基本的な解説がされているものがいいと思います。

お勧めはこれです。
入門UNIXシェルプログラミング―シェルの基礎から学ぶUNIXの世界
入門UNIXシェルプログラミング―シェルの基礎から学ぶUNIXの世界

2009年3月28日土曜日

awk No.004(条件指定)

awk の条件指定はいろいろあります。

まず、空行を除く場合は、以下のように NF > 0 を指定します。余計なデータを除いて処理する場合の基本です。ここで使っている NF は読み込んだレコードのフィールド数(データ数)を表わしています。NF が 0 よりも大きい、すなわち 1 個以上の場合は処理をするという指定になります。(空行はデータがないので処理しないということになります。)

awk 'NF > 0 {print $1}' a.dat
空行を除く場合は、以下のようにもできます。どちらかといえばこちらの方が本当の意味で空行を判定しています。^$ は正規表現で先頭と行末で、先頭と行末のみということは空行で、それを ! で否定していますので、空行ではない行という条件になります。データが無いという条件より厳密です。
awk '!/^$/ {print $1}' a.dat
何番目のレコードを処理するというように、レコードの順番を指定して処理する場合は、以下のように NR を使います。例えばデータファイルに行タイトルがある場合は、1行目を読み飛ばす等の処理ができます。
awk 'NR > 1 {print $1}' a.dat
基本的な使い方をもう一つ。読み込んだデータの内容によって処理をするかどうかを判定します。1番目のフィールドのデータが 100 より大きい場合に処理をするといった使い方は以下の通りです。
awk '$1 > 100 {print $1}' a.dat

2009年3月24日火曜日

awk No.003(区切り文字、デリミタ、フィールドセパレータを変更)

awk 標準の入力データのデリミタはスペースです。デリミタを変更したいときは、変数 FS を使います。デリミタと書きましたが、FS という変数からわかるようにフィールドセパレータというのが区切り文字の正式名称(?)のようです。

使い方は以下の通りです。

$ cat a.dat
a:b:c
d:e:f
g:h:i

$ awk -v FS=":" '{print $1}' a.dat
a
d
g

2009年3月18日水曜日

awk No.002(データを積算、演算)

awk の便利なところは値の積算などが手軽にできるところです。例えば、ある列の値を加算して変数に入れたり、複数の列を演算した結果を表示したりできます。

# cat a.txt
a 1 2
b 3 4
c 5 6
d 7 8

# awk '{SUM += $2;print $1,$2,SUM}' a.txt
a 1 1
b 3 4
c 5 9
d 7 16
# awk '{VAR = $2 + $3;print $1,$2,$3,VAR}' a.txt
a 1 2 3
b 3 4 7
c 5 6 11
d 7 8 15

2009年3月15日日曜日

awk No.001(基本的な使い方と変数の使い方)

awk は便利です。今更ですが。

sed をもっと高機能にしたものとも言えますが、実際はデータの置き換えというよりも、データの抽出、整形に特化しているコマンドだと思います。

ファイルを順に読んでいき処理をしてくれるわけですが、基本的な使い方は以下の通り。

awk '条件{処理}' filename
条件には、処理対象とする行の条件を指定します。処理は文字通り、処理です。print $1 等と指定すれば処理対象の1列目のデータを表示します。

スクリプト内で、$1 等を変数として使いたい場合は、以下のようにします。
[OK]
# cat a.txt
abc 0 1 2
def 0 1 2
ghi 0 1 2
jkl 0 1 2

NUM="1"
awk -v NUM=${NUM} '{print $NUM}' a.txt

実行結果
abc
def
ghi
jkl
-v オプションで NUM という awk 内の変数に、シェルスクリプト内の変数を代入して、awk 内の変数 NUM として使います。

以下のような指定では、思った結果は得られません。NUM は"$1"という文字列が代入された awk 内の変数として扱われ、$1 が結果として表示されてしまいます。
[NG]
# cat a.txt
abc 0 1 2
def 0 1 2
ghi 0 1 2
jkl 0 1 2

NUM="$1"
awk -v NUM=${NUM} '{print NUM}' a.txt

実行結果
$1
$1
$1
$1

2009年3月5日木曜日

df で表示させるファイルシステムを限定する

df コマンドでファイルシステム情報を表示すると、NFS 等のネットワークファイルシステムを多くマウントしていたり、ローカルファイルシステムが多くあったりすると、だらだらと表示されて見づらくなってしまいます。

そこで、-x (--exclude=) オプションで、表示させないファイルシステムを指定することができます。また、複数のファイルシステムタイプを指定したい場合は、-x (--exclude=) オプションを複数回指定します。

df -x nfs -x ext2

2009年2月25日水曜日

Wireshark のウインドウ位置を保存する

Wireshark のウインドウ位置を保存する方法です。

標準は保存(記憶)しない設定になっていますので、以下の設定でウインドウ位置を記憶できます。

  1. [Wireshark] を起動します。
  2. [Edit] - [Preferences...] を選択します。
  3. 左ペインで[User Interface] を選択し、右側で‘Save window position:’ をチェックして、[Apply] をクリックします。

2009年2月9日月曜日

AOSSとWPS

BUFFALO の規格 AOSS と WiFi の WPS と 2 つの規格があるのを、恥ずかしながら BUFFALO WHR-G300N を購入してから知りました。未だに WEP しか対応していない 無線 LAN AP を使っていましたから・・・浦島太郎状態です。

まず、情報収集です。

ワイヤレスホームネットワークの未来を広げるAOSS | BUFFALO バッファロー
AirStation One-Touch Secure System - Wikipedia

AOSS は AirStation で使えるセキュリティシステムって名前になっています。最近は子機は BUFFALO 以外のアダプタもサポートしているようです。

BUFFALO のウェブサイトでは、「簡単に設定できる」ということが全面に打ち出されています。セットアップしましたが、確かにそうですね。非常に簡単です。やり方がわかっていれば、まさしくワンタッチ(実際はツータッチ・・・)です。

セキュリティ面ではどうなのか・・・と思います。手順からすれば、アクセスポイントの AOSS 起動が出来てしまえば何でもできるということが最大の問題点だと思います。

通常、屋内設置でしょうから、物理的にスイッチを押されることはないでしょうし、物理的にスイッチを押されるようであれば無線 LAN 以外のセキュリティ問題だと思います。(オレオレ詐欺的にスイッチを押させるというのはありかもしれませんが・・・)

できることなら、AOSS 認証できる子機を MAC アドレスでフィルタリングしたいところですが・・・AOSS とMAC アドレスによる制限は併用できないようです。ビーコンが垂れ流しなのは致し方ないですがいただけないですね。

WPS は 原則 AOSS と同等機能のようで、特に変わりはないようです。ただ、BUFFALO のクライアントマネージャのヘルプを見ると、2台目以降を認証中に、1台目の接続が AOSS では中断されるようですが、WPS では中断されないようです。

何れにしても、安全・簡単 ということのようですが、設定が簡便でボタンを押すだけという点や MAC アドレス制限がされない点など、いくつかのセキュリティ面での疑問も生まれます。(大丈夫なんでしょうけどね・・・)

BUFFALO Draft2.0 11n/g/b 無線ルータ WHR-G300N
BUFFALO Draft2.0 11n/g/b 無線ルータ WHR-G300N

※現在 Amazon で プライム がお試し中です。1か月後に自分でお試し解除しなければなりませんが、急ぎ注文オプションが 1ヶ月間無料で使えるということで使って損はないでしょう。上の商品も注文から数時間で届きました。(正直スゴイ)

し・か・し・・・です。やっぱりセキュリティが気になります。

AOSS で認証している時に不正端末も同時に認証していたら?

AOSS プロセスが安全だとしても他の暗号化レベルで認証できてしまうのでは?

といろいろ気になるのですが、それよりも便利というのがポイントです。規格も WPS での統一に向かうでしょうし、色んな機器が AOSS や WPS で接続できるようになれば、その使いやすさも増すでしょう。WindowsXP の標準機能にないのがつらいですね。まあ、BUFFALO のクライアントマネージャは他メーカーの無線子機(アダプタ)でも使えるみたいですけどね。

2009年1月29日木曜日

PCで作成したCDをUNIXで読む

Windows で作成した CD-ROM(CD-R等)を UNIX で読むとロングファイルネームのファイルが全て 8.3形式に変わってしまっていたり、大文字ばかりになっていたり、小文字ばかりになっていたりします。

Windows で作成した CD-ROM(CD-R等) は、通常 Joliet といわれる形式になっています。Joliet は CD-ROM(CD-R等) の規格である ISO9660 を拡張して、8.3形式以外のファイル名を使えるようにしたものです。

しかし、UNIX では Joliet が認識できず、8.3形式のまま表示されてしまうことがあります。Linux は Windows と親和性が高い傾向にあるので、問題なく読んでくれるものが多いのですが、Solaris などは Joliet を認識できません。

Solaris などの UNIX では RockRidge という Joliet とは異なった規格が使われいることが原因です。

なので、Windows で作成した CD-ROM(CD-R等) を UNIX でも正しく読みたい場合は、RockRidge 形式でライティングすればいいのです。が、簡単にはできません。方法としては、以下の方法が考えられます。

  1. Windows で RockRidge 形式でライティングする。
  2. UNIX(Linux含む)で RockRidge 形式の ISO イメージを作成し Windows でライティングする。
ただ、1. は RockRidge 形式でライティングできるライティングソフトが見当たりません。(あるのかもしれませんが・・・)2. も、UNIX 環境へファイルを転送して ISO イメージを作成できるくらいなら、あえて CD-ROM(CD-R等) にする必要はありません。

主な用途としては、Windows で取得したファイルを UNIX にもっていきたいけれど、ネットワーク環境などが整っていないので CD-ROM に焼いてもっていくということなので、できるだけ Windows 環境だけで CD-ROM を作成しないといけません。そこで、以下の方法であれば、Windows 環境だけで UNIX 向けの RockRidge 形式の CD-ROM が作成できます。(反則気味ですが・・・)
  1. Cygwin で RockRidge 形式の ISO イメージを作成する。
    # mkisofs -R -J -T -o rockridge.iso ./files
    -R RockRidge 形式で ISO イメージを作成
    -J Joliet 形式で ISO イメージを作成(-R -J は同時に指定できます。)
    -T TRANS.TBL を作成(RockRidge 形式が使用できないシステム向けのロングファイルネーム情報)
    -o filename ISO イメージファイル名
    ./files ファイルが格納されているディレクトリ
    【-R -J -T を全て指定しておけば、ほぼ全てのシステムでロングファイルネームが扱えるということになります。】
    Manpage of MKISOFS
  2. RockRidge 形式 ISO イメージをライティングする。
すいません。Cygwin 使うだけでした・・・Cygwin なら Windows 上で処理できますから・・・

2008年12月25日木曜日

history コマンドの履歴消去

bash を使っているといろいろコマンドを打ちすぎて、history の履歴自体が鬱陶しくなってきます。そんな時は、history -c で履歴を消去してしまうとすっきりします。

2008年12月18日木曜日

Windows[DOS]でのサブディレクトリを含むファイル移動

Windows の場合、ファイルの移動の基本は MOVE なんですが、*.txt だけとかしたい場合で、かつ、サブディレクトリがある場合は、MOVE ではダメです。

なので、COPY と DEL (ERASE) で実現します。

まず、特定の拡張子のファイルを複写します。以下は、サブディレクトリも含むディレクトリ A 配下にある拡張子が txt のファイルを、ディレクトリ B 配下に移動する例です。

xcopy .\A\*.txt .\B\ /S /I
次に、コピー元の特定の拡張子のファイルを削除します。以下は、コピー元のサブディレクトリも含むディレクトリ A 配下にある拡張子が txt のファイルを削除する例です。
erase /S /Q .\A\*.txt

2008年12月6日土曜日

Google Desktop (検索の使い方)

Google Desktop の主力機能は、強力な検索機能です。ガジェット等はおまけです。ないよりあったほうがいいのでしょうが、ガジェットの機能はまだまだ未熟です。カレンダーやメールとの連携機能は、更に強化されて効果を発揮するのではないでしょうか。

というわけで、検索機能ですが、繰り返しますが、非常に強力です。

検索方法のヘルプですが、以下の通り、英語/日本語とありますが、英語のほうが見やすいと思います。

Searching Tips : Refining a search - Desktop for Windows Help Center
検索のヒント : 検索の絞り込み - ヘルプ センター

使い方の再確認です。使えそうなのは以下の方法です。他にも site: / under: / in: / machine: などがありますが、私はあまり使いません。

filetype:
ファイル形式を絞り込む機能です。
例)filetype:txt 等として使用します。
- (ハイフン、マイナス)
続く単語を除外します。
例)yamada -taro とすると、yamada の検索結果から、taro を除きます。
subject:
to:
cc:
bcc:
from:
メール検索で、題名、宛先などで検索できます。
例)subject:Google とすると、題名に Google とあるメールを検索します。
" "
ダブルクォーテーションで囲むことで、フレーズで検索します。
例)"abc def" とすることで、フレーズで検索します。

2008年11月9日日曜日

Firefox No.012(画面拡大縮小のショートカット)

Firefox は便利です。Google Chrome がリリースされた後も、豊富なプラグイン(Add-Ons)が大きなアドバンテージです。

そこで、ショートカットキーをマスターすることで、Firefox を更に便利に使えます。

古くからブラウザの機能で、文字を大きくしたり、小さくしたりする機能があります。が、Firefox には、画面を拡大縮小する機能があります。これはあまり知られていません。ついつい、文字を大きくしたりしていしまいますが、スタイルシートで設定されている Web ページでは、ポイント固定で、文字の大きさが変わらなかったりします。

そこで、この画面拡大縮小機能が役立ちます。これなら、スタイルシートでポイント固定されていても、文字が大きくなります。

この機能は、[表示]メニューに[ズーム]という機能であるのですが、これをショートカットで使うことができます。

  • 拡大:[Ctrl] + [+]
  • 縮小:[Ctrl] + [-]
  • リセット:[Ctrl] + [0]

2008年11月1日土曜日

vi(vim)のおさらい

今更かもしれませんが、vi (vim)のおさらいです。

色んなエディタがありますが、結局、vi が使えないと困ってしまいます。何故か?それは vi が使いにくいからです。 :-)

逆に言うと他の使いやすいエディタは、見た目で使えてしまうので困りません。Windows のメモ帳(notepad.exe)なんかだと、まあ、使えないことはないですね。普通に誰でも使えてしまいます。

vi は、普及率の割に使いにくい・・・更に熟知しているかどうかで、生産性に大きく影響します。これは、知っておかないと、です。

以下、基本操作です。

  • ファイルを開く
     vi filename
  • ファイルを閉じる
    書き込んで閉じる
     :wq
    書き込まずに閉じる(更新している場合は閉じることができない)
     :q
    更新した内容を破棄して閉じる
     :q!
  • 文字の挿入
    カーソルの前(左)に挿入
     i
    カーソルの後(右)に挿入
     a
    行の先頭に挿入
     I
    行の末尾に挿入
     A
  • 文字の削除
    カーソル位置の削除
     x
    カーソル位置から単語を削除
     dw
    行の先頭からカーソルの前(左)までを削除
     d0 (ディー・ゼロ)
    カーソル位置から行末までを削除
     d$
  • 行挿入
    次の行を挿入
     o
    前の行を挿入
     O
  • 行コピー
    1行コピー
     yy
    複数行コピー
     nyy
  • 行削除
    1行削除
     dd
    複数行削除(カーソル行から指定行数)
     ndd
  • 行ペースト
     p
  • ファイルの先頭へジャンプ
     1G
  • ファイルの末尾へジャンプ
     G
  • 文字列の前方検索
     /xxxxxxxx
    次の候補を検索
     n
    前の候補を検索
     N
  • 文字列の後方検索
     ?xxxxxxxx
    (ファイル先頭方向へ)次の候補を検索
     n
    (ファイル末尾方向へ)前の候補を検索
     N

PuTTY No.003(Pageant#2)

PuTTY を使う場合に、Pageant を使ったほうが便利という話(PuTTY No.002(Pageant))がありましたが、それをもう少し便利にする話です。

Pageant を起動して、*.ppk ファイルを読み込んで、その都度、パスフレーズを入力するという手順でした。それが面倒だとも思っていました。が、一々、ppk ファイルを読み込むという作業を省略できることがわかりました。

Pageant をスタートアップに放り込んであると思いますが、その起動時に、ppk ファイルをあらかじめ指定しておくという方法です。

スタートアップアイコンのプロパティの [ショートカット]タブ-[リンク先]に以下の様に指定されていると思います。

"C:\Program Files\PuTTY\pageant.exe"
これを以下の様に変更します。後ろに ppk ファイルを指定するだけです。
"C:\Program Files\PuTTY\pageant.exe" "C:\PPK\id_rsa_1.ppk" "C:\PPK\id_rsa_2.ppk"
これで、スタートアップでの起動時に、ppk ファイルが読み込まれた状態で起動してきます。PPK ファイルの自動読込ができるわけです。

ただし、パスフレーズの自動入力はしてくれないので、パスフレーズの入力だけは必要です。ここも自動化するのはどうかと思いますが、もし、自動かしたいのであれば、画面の自動制御ツール等を組み合わせて使うしかないと思います。(BearMouseなんかどうでしょうか。)

2008年10月27日月曜日

Google Desktop の検索オプション

Thunderbird の検索で抜群の効果を発揮する Google Desktop ですが、検索の指定方法は、通常の Google と、だいたい同じようです。

検索のヒント : 検索の絞り込み - ヘルプ センター

"abc def" と "" で囲むだけで、フレーズ検索になり、- をつけると、~を除くといった指定になります。

* 等のワイルドカードは指定できないらしいですが、かわりといっては何ですが、「検索オプション」が指定でき、メールだけを検索したり、キーワード、含めないキーワード、対象の期間等が指定できます。

しかし、Thunderbird のメールの検索は、これで随分楽になりました。

2008年10月25日土曜日

Thunderbird No.032(検索というWeak Point)

Thunderbird の弱点だと思うのは‘検索’です。まあ、一言で言えば遅いですね。

件名、送信者での検索はフォルダ内に限定されるのでそれなりに速いですが、検索で最も要求される「どこにあるかわからない特定のメールを探し出す」という機能は満たされていません。

適当にインデックスでも作ってでも、ここは実現してほしい機能なんですけどね。

全フォルダを条件指定で検索する機能はあるのですが、これがまた遅いです。

Thunderbird は、よく考えられたメーラーだと思うのですが、この検索機能だけが Weak Point だと思います。現時点では、結局、Thunderbird では‘検索’という問題を解決できないわけなんですけどね。

Google デスクトップで検索なんてことになるんですかね・・・

まあ、確かに Google Desktop で検索すると全文検索が一瞬ですね。圧倒的に速い・・・しかも、検索結果には、Thunderbird で開くというリンクも付いていて、簡単にメールを開くことができるので、結論としては、Google Desktop なんだと思います。

2008年10月2日木曜日

-(ハイフン)で始まるファイルを削除する

-(ハイフン)で始まるファイルを rm コマンドで削除する場合、以下の様に指定するとエラーになります。

# rm -a
rm: unrecognized option `-a.a'
Try `rm --help' for more information.
- で始まることで、option として扱われるためです。

rm コマンドに限らないのですが、以下の様に指定することで対応できます。
rm -- -a
vi コマンドや touch コマンドの場合も同様です。
vi -- -a
touch -- -a

2008年9月21日日曜日

Etherealが動かない・・・と思ったら動いた

なぜでしょうか?Ethereal 0.10.6 が動いてくれない・・・色々バージョンを試したけどだめ。Prefarence を表示しようとするとエラーがでます。そのあと、VCのランタイムエラー云 々・・・。(shape.c とか pango-engine.c とか gobject.c とか・・・)

で、何度かセットアップしていると、セットアップ中の[Choose Components]画面で、標準で、‘Ethereal (GTK2 user interface)’が選択されています。これかなと思い、‘GTK-Wimp’を選択してみるけどだめでした。

それで、選択を‘Ethereal (GTK2 user interface)’から‘Ethereal (legacy GTK1 user interface)’に選択しなおしてインストールすると Prefarence が表示できるようになりました。

NirSoft freeware utilities

NirSoft - freeware utilities: password recovery, system utilities, desktop utilities

いろんなツールが置いてあります。

2008年9月15日月曜日

ISC-DHCPを特定のNICで動作させる

ISC-DCHP を特定の NIC で動作させたい場合があります。例えば、NAT ルータ的に使用した場合、内側だけに DHCP を提供したい場合等がそれです。

以下は、Red Hat Linux 9の例です。

/etc/rc.d/init.d/dhcpd で、‘daemon /usr/sbin/dhcpd ${DHCPDARGS}’という部分があります。DHCPDARGSは、/etc/sysconfig/dhcpd で設定されています。そこで、DHCPDARGS に eth1 などを設定すれば、eth1 に対してのみ DHCP が動作するようになります。

# Command line options here
DHCPDARGS=eth1
上の様に設定すれば、eth0 などからは問合せに応答しなくなります。

2008年9月14日日曜日

ノートパソコン携帯時に便利なもの

ノートパソコンを携帯する時は、以下のものを持ち歩いていると便利です。

ELECOM メガネ型のコネクタ(ノートパソコン等)電源コード 0.2m T-PCM202
ELECOM メガネ型のコネクタ(ノートパソコン等)電源コード 0.2m T-PCM202
いわゆるメガネ型コードの短いやつです。標準品は異常に長いので(というかそれくらいの長さが必要な場合もありますが・・・)持ち歩く場合は、このくらい(20cm)が適当です。

SANWA SUPPLY アダプタ用マルチコンセント TAP-B26M
SANWA SUPPLY アダプタ用マルチコンセント TAP-B26M
こちらはそのメガネ型の口から更に AC 電源を取りたい場合に使います。サンワサプライですが、Moenegallet という製品で、ダイヤテックが扱っているものと同じです。

RM 5コネマルチUSB充電コネクター FOMA/Soft Bank/au/WILLCOM/DS Lite/PSP対応 RX-JKM949WH
RM 5コネマルチUSB充電コネクター FOMA/Soft Bank/au/WILLCOM/DS Lite/PSP対応 RX-JKM949WH
ノートパソコンというわけではないですが、携帯電話、NintendoDS(DS Lite) 、PlayStationPortable(PSP) 等、いざという時にノートパソコンから充電する場合に非常に便利です。

Firefox No.011(中クリックで新しいタブを開く)

Firefoxを使っていて挙動の変化に気付きました・・・リンクを中クリック(ホイールクリック)するとリンクが新しいタブで開かれていたのですが、新しいウインドウで開くようになってしまいました。

なぜ・・・

とりあえず、ロケーション入力欄に‘about:config’と入力し、コンフィグ一覧を表示させ、それらしい設定名を探してみると ‘browser.tabs.opentabfor.middleclick’という値を発見。設定名が太字で値が‘false’になっています・・・これです。

設定名をダブルクリックすると値が‘true’に変更され、表示も通常(太字でなくなる)になります。これで元に戻りました。めでたしめでたし。

いろんなプラグインを出し入れしているので、設定が勝手に変えられているのかもしれません。ということは、こっちが勝手に戻したことで、プラグインが正常に動作しないかもしれませんけど。

2008年9月2日火曜日

ベリファイとコンペア

ベリファイとコンペアって何が違うんでしょうか。

とりあえず、BHA のサポートページの内容が一番わかりやすそうです。

BHAサポート - ベリファイとコンペアの違いは何ですか?
ベリファイとは 【verify】 - 意味・解説 : IT用語辞典

媒体に焼いた時でいうと、ベリファイは「書込んだ内容がデータとして正しいかどうか、正しく読み出せるかどうか。」で、コンペアは「書込んだ媒体の内容と元データが一致しているかどうか。」ということになりますね。

どちらかといえば、コンペアが重要だと思います。

Windows Vista Default User Profile

仕事で、Windows Vista を使う機会に遭遇しつつあります。これまで、Windows XP Professional Edition で、作成したユーザープロファイルをデフォルト保存する場合は、以下の手順で行っていました。

  1. ユーザー‘defaultuser’等でカスタマイズする。
  2. [システムのプロパティ]-[詳細設定]-ユーザープロファイル領域[設定]で、‘C:\Documents and Settings\Default User’へ‘defaultuser’等のプロファイルをコピーする。
といった具合で作業していましたが、Windows Vista では、プロファイル保存フォルダが‘C:\Documents and Settings’ではなく‘C:\Users’になっています。また、デフォルトユーザープロファイルも‘C:\Documents and Settings\Default User’ではなく、‘C:\Users\Default’(Default User ではなく Default です)になっています。

何を根拠に仕様変更されたのかわかりませんが、突然で、情報も少ないです・・・。組織で使う OS なので、XP の仕様を引き継いでもらうか、きっちり情報提供してもらいたいですね。

※一応ですが、これらの情報は以下のレジストリから辿れます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList

関連情報:
[HOW TO] ユーザー プロファイルとプログラム設定のデフォルトの場所を変更する方法